カウンターの製作

3桁のLEDカウンターを製作しています。

PICに挑戦

カウンターICで3桁のUP/DOWNカウンターを製作するには、小型化が難しそうなので、PICという「ワンチップ マイコン」を使ってカウンターを作ってみることにしました。

PICとは、マイクロチップテクノロジー社(Microchip Technology Inc.)により開発されたマイコンです。

NASUは電子回路は初めてなので、初めての方向けにワンチップ マイコンについて説明してみます。PICがわかる人はこのページの情報は大して役に立たないでしょうしね。

PICとは

前のページで使用した、カウンターICなどは、単一の機能しかないのですが、PICはプログラムを変えることにより、違う機能を実現することができるものです。
まず、PICの写真を見てみてください。よく使われるPIC16F84Aです。
counter02.gif
外見はICと変わらないです。でも、この中にプログラムを書き込むことができるんです。
次に、どうやってプログラムを書き込むかですが、書き込み用のキット(PICライタ キット)が安価で手に入ります。
counter03.gif
この機械で、PICにプログラムを書き込みます。
書き込み用の機械はこれ以外にも、完成品なども販売されていたり、自作の回路を公開してるサイトなどもありますが、初めてPICをするには写真の秋月電子通商のものが簡単だと思います。

プログラムはWndows上のソフトで作成します。
マイクロチップテクノロジー社のサイトから無料でダウンロードできます。

PICを使った3桁UP/DOWNカウンター

PICの開発環境は出来ましたので、回路図を考えてカウンターを作ってみました。
counter04.gif

ブレッドボードによる試作

ブレッドボード上で回路を組んで見たのが次の写真です。

counter05.jpg

実際に、右下のスイッチでアップ・ダウンとリセットが出来るようになりました。

PICに書き込んだアセンブリ言語のソースについては次のページです。